インディーズのバンドのこだわりや良いところ

インディーズのバンドとは、大手レコード会社のレーベルに所属してない状態で音楽活動を行っているバンドです。大手レコード会社のレーベルとは、日本レコード協会に加入している会社のことを示しています。また、インディーズはアマチュアだと考えている方がいますが、それは間違いであり、インディーズも音楽でお金を稼いでいるプロであるということを知る必要があります。インディーズのバンドには、メジャーでは感じられない良いところがあります。一番の良いところは、自分たちの好きな音楽をやることができる、という点です。メジャーにおいても、ある程度好きな音楽をやることは可能になっていますが、会社から歌詞などについて口出しされることがあり、あまり力のないバンドであれば、そのまま会社のいいなりになってしまう場合があります。しかし、インディーズであれば会社から文句などを言われることがないため、完全に自分たちの好きなように音楽活動を進めることができます。音楽に対する自分たちのこだわりに対して素直になり、妥協することなく突き進むことが可能です。利益が上がることを優先すれば、歌詞の内容に対して、世間的な配慮をしなければならない場合があります。ところが、利益よりも音楽を重視しているバンドであるため、多くの方々に共感されないような内容の歌詞であっても、自分たちが自分たちの世界観としてその内容を信じているのであれば、世間を気にせずメッセージとして打ち出すことができます。そのような音楽へのこだわりを高く支持しているファンも、間違いなく存在しています。利益だけを追う商業主義的な音楽よりも、自分たちの信念にこだわっている音楽を提供してもらったほうが、本物の芸術を感じられる瞬間に立ち会えると考えられ、そのことこそが、真に良かった、と言えることではないのかと感じています。テレビなどには出演せず、ひたすらライブハウスで好きな音楽を聴かせている姿には、魂を揺さぶられてしまいます。